貯水タンクのナゾ!?

アパートやマンションにある貯水タンク
アパートやマンションにある貯水タンク

アパートやマンションを探している時には、あまり目に付かない設備かもしれませんが、貯水タンク(貯水槽・受水槽)というものがあります。

物件の広告には、水道か井戸水かという表記は必ずありますが、実は貯水タンクの有無に触れているものはまずありません。

しかし、お部屋を探している方にはぜひこの貯水タンクに注目していただきたいと思います。

なぜ必要なのか

アパートやマンションで貯水タンクが設置されているのには、大きく2つの理由があります。

まず井戸水を使用している場合です。

一戸建てと違って、戸数の多い集合物件の場合、朝夕のピーク時間帯に一度に大量の水が使われます。

しかし、そのピークに合わせて井戸水を汲み上げるには、かなり大きな井戸が必要となるため、あまり現実的ではありません。

そこで、一時的に多くなる使用量を確保するという目的で、貯水タンクを使って少しずつ汲み上げた水を貯めておくのです。

 

一方、水道水を使用している場合は、大家さんの経営上の理由がメインです。

アパートやマンションを新築する際には、水道メーターの設置数×10万円~数十万円という多額な「メーター負担金」というものを、水道局や市などに納めなくてなりません。

集合住宅の場合には、それが多い時には数個~数十個となるため、その負担金だけでも大変な金額になってしまいます。

そのため、水道局から受け入れるのメーター数を少なくするという目的で貯水タンクを設置することが多いのです。

貯水タンク清掃の実施率は51%!?

ところで、貯水タンクは一年に一回の清掃が義務付けられています。

法律的には、平成13年以前は10トンを超える大型のものだけが対象だったのですが、現在ではそれ以下のものも同様の管理が求められています。

 

しかしアパートなどの場合、平成13年までは特に清掃をしなくても良かったことから、そのころの慣習が残ってしまっていることも多いようです。

現在も定期清掃をきっちりと行なっていないアパートも少なくないようで、自治体によっては実施率が51%という統計もあります。

 

さすがに、何年も貯水タンクの清掃をしていないというのは、想像するだけで恐ろしくなってしまいます。

一年に一度、定期清掃をきっちりをやっている所でも、実は・・・

ある水道工事業者社長の話

とある他県の現場で、水道工事業者の社長さんと雑談したことがありました。

貯水タンクの定期点検・清掃を年に何十回もこなしている会社の社長さんです。

その話は、実体験に基づいているだけにとてもリアルで、考えさせられてしまいました。

 

【社長】 

「オレは貯水タンクがある建物の水は絶対に飲まない。というか飲めないですよ。たとえ点検清掃を年に一回、ちゃんとやっているところでもね

 

 

・・・どうやら、見てはいけないものを数多く見てきてしまったようでした。

 

 

【社長】

「まして、今でも数年に一回しか清掃を依頼してこないアパートもあって、そういうところの貯水タンクに入ると思わず目をそむけちゃいますよ

 

 

やはり、実際には毎年清掃を実施していないアパートやマンションも少なくないようです。

 

 

【社長】 

「だから、親戚や友だちには貯水タンクのあるところには住んじゃいけないよ。絶対に水道メーターから直結しているところにしか住んじゃいけないよって言ってるんです」

 

 

この社長さんは、たとえ都内の高級ホテルに泊まる時でも、貯水タンクのある建物の水は絶対に飲まないのだそうです。

徹底しています(笑)

 

貯水タンクの内側には・・・(左記ブログより)
貯水タンクの内側には・・・(左記ブログより)

その社長が教えてくれた、同業者のブログWEBサイトを見てみたのですが、私も背中がゾッとしてしまいました。

マンツネハイツの水道は?

ちょっと心配になってしまうようなことを書いてしまいました。

でも、ご安心ください。

実はマンツネハイツには貯水タンクというものは設置してありません。

すべてのお部屋には、水道管から直結された新鮮な水が供給されています。

 

先に書いたように、各戸にメーターを付けるのには大きな費用がかかるのですが、幸いなことに、マンツネハイツを建築した初代オーナーの老舗企業には資金力があったのでしょう。

14戸すべてに水道局のメーターが設置してあります。

建物本体もそうですが、こうした設備も含めて本当にしっかりとお金をかけて作られているのです。

 

もちろん、貯水タンクがある物件であっても、しっかりとした1年に一回の清掃・点検が定期的に行なわれているところはたくさんありますので、そうしたところは心配するほどではないのだと思います。

 

ただ、こんな事例もあるということで、今後アパートやマンションを探す時には、貯水タンクに注目してみるのも一つのポイントかもしれません。

 

マンツネハイツホームへ